新生いそのさわ始動

新生いそのさわ始動
この度、株式会社いそのさわ(本社:福岡県うきは市浮羽町西隈上1-2、代表取締役:中川次郎、以下「いそのさわ」)は、2021年6月1日付けで、代表取締役に中川次郎、取締役に渡辺貞夫、橋村和徳が就任したことをお知らせいたします。

中川次郎プロフィール
福岡県立修猷館高等学校、中央大学法学部法律学科卒。大学卒業後、北米から中米や東南アジア諸国、中国やヨーロッパなど世界各地を旅する。その後、地元福岡に帰郷して広告代理店に勤務。2005年に(株)J-napsを設立、一般社団法人古家空家調査連絡会の理事を務め現在に至る。

渡辺貞夫プロフィール
高校卒業後、酒造りの道へ。2004年よりいそのさわの酒造りにおける最高責任者「杜氏(とうじ)」として、いそのさわの日本酒造りを支えてきた。新生いそのさわにおいて、伝統ある技術を次の世代へと引き継ぐため、後進育成にチカラを入れる。

橋村和徳プロフィール
佐賀県唐津市出身。中央大学文学部社会学科卒。大学卒業後テレビ局勤務を経て、ITベンチャー立ち上げに参画し営業部門でヘッドを務めた後、伊豆に移住、辺境地を1人で開拓し、1日1組限定の船でしか行けないプライベートキャンプ場を作りあげ、(株)VILLAGE INCを設立する。九州の遊休資産活用事業を手掛ける(株)西日本新聞社との合弁会社(同)西日本VILLAGE の代表社員も務めている。総務省認定地域力創造アドバイザー。

代表挨拶

以前より、うきは市での観光需要創出事業に取り組んでいましたが、この度、縁あって、創業130年の歴史を持つ蔵元を任せていただくことなりました。

うきはは、筑後川と耳納の山々の恵みを受けた湧水の里であり、清らかな風土が育む多種多様なフルーツ、豊かな農産品の生産地としても評判を得ており、そんな自然に恵まれた豊かな土地で創設されたいそのさわは、創業以来、敷地内からこんこんと湧き続ける水でお酒を醸しています。

この度、新生いそのさわとなり、以前と変わらぬ美味しい酒を作り続けることはもちろんですが、うきはを今より楽しい街にするために、一翼を担う覚悟で事業に取り組んで参ります。

日本各地の企業や地元の飲食店の事業者さんにも協力をいただき、少しずつ計画が進行中ですので楽しみにお待ちください。

新生いそのさわについて

歴史あるいそのさわの酒造りに対する敬意とこだわりを残しながらも、これからの時代にあった対応をしていきます。

酒造りに関して、長年いそのさわで酒造りの最高製造責任者「杜氏」として第一線で活躍してきた渡辺を経営陣におくことで、しっかりと130年の歴史と想いを繋ぎ品質の担保を。もう1人の取締役である橋村はアウトドア業界のトップランナーであるため、「アウトドア×日本酒」のかけあわせによる新領域開拓に挑戦します。

今後は地元企業をはじめ日本各地の企業と連携を強化し、酒造りだけではなく、うきは全体の活性化に貢献していきます。手はじめに敷地内にある築130年の主屋を改築、さまざまな機能をもつ今の時代にあったプラットフォームとしての機能を持たせることで、前述の橋村が率いるVILLAGE INC. が、うきは市と進めている旧「姫治小学校」プロジェクトとも連携し交流人口の創出にチャレンジしていきます。

福岡のいそのさわから、日本全国のいそのさわに。いそのさわの日本酒をきっかけにうきはに人が集まる、日本酒を媒介とした地域活性を目指します。

うきは活性化に向けた地域連携について

新生いそのさわ地域連携

日本酒を製造して販売するだけではなく、今後はうきはにおける遊休資産の活用、および地域活性化を目的として多数の事業者と連携を行い、今までにない次世代型の地域連携プラットフォーム構築を目指します。

(1)地元企業との連携強化

130年の歴史ある主屋を改築後、うきはの宝株式会社(本社:福岡県うきは市 代表取締役:大熊充、以下「うきはの宝」)を主とする事業者たちと連携、いそのさわで製造した日本酒の販売にとどまらず、うきは産の新鮮な農産物やおいしい惣菜の直売を行います。

また、これまでオンラインでは一部の日本酒のみ販売でしたが、いそのさわの酒とうきはの農産品から作る酒のつまみセットを地元企業と共同で開発してセット販売する予定です。

(2)日本酒文化普及のため新分野領域開拓

弊社の新取締役であり橋村が代表を務める全国でアウトドア事業を展開する株式会社VILLAGE INC(本社:静岡県下田市 代表取締役:橋村和徳、以下「VILLAGE INC」)との連携で、キャンプをはじめとしたアウトドアシーンでの商品開発を進め、日本酒文化普及に貢献します。

(3)地元住民と観光客との交流の場を提供

改築後の主屋には日本酒の販売所だけではなく、同時に試飲や立ち飲みが出来る場所を設置する予定です。販売所の横にイベントスペースを設けることで、地元住民と観光客のハブになる場を目指します。

(4)関係人口創出のためワーケーション施設を併設

観光客を長期滞在化させるためコワーキングスペースと宿泊施設併設のワーケーション施設を主屋に設け、リモートワーカーたちの拠点とし、(旧)姫治小学校に開設予定のキャンプフィールドと連携して、新規関係人口を創出し地域活性化へと繋げます。


株式会社いそのさわ
1893年に創業。うきは市で唯一の造り酒屋。うきはの天然水にこだわり、うきはの水でしか表現できない味わいを明治時代から世の中に提供し続ける。
全国新酒鑑評会にて金賞を幾度も獲得した経験あり。チョコレートに合う日本酒など、日本酒に馴染みのない世代への普及にチカラを入れる。

株式会社VILLAGE INC
2012年に創業。静岡県の伊豆半島にて1日1組限定の船でしか行けないプライベートキャンプ場をはじめ、福岡県、佐賀県、群馬県で地域と連携したキャンプ場やワーケーション施設を手がける。
国内におけるグランピング事業の第一人者として知られ、日経トレンディ2021ヒット予測にて同社が運営する施設「無人駅&辺境グランピング」が1位を獲得した。
うきは市においてはすでに旧 姫治小学校をキャンプ場として再生させるプロジェクトをスタートさせている。

うきはの宝株式会社
2019年に創業。75歳以上のおばあちゃんたちが働ける会社。少子高齢化が進む福岡県うきは市でお年寄りと若者が協力して働き、イキイキと生きがいを持つ暮らしを目指す。
農林水産省主催のビジネスコンテスト「INACOME(イナカム)」にて日本一となる最優秀賞を受賞。


本リリースに関する問い合わせ先は以下になります。
・いそのさわ 代表電話:0943-77-3103
・Mail:nakagawa@isonosawa.com
・担当:中川次郎

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2 Responses

  1. この頃、愛飲していた「博多猿」を見かけなくなったと思ったら
    こういう事ですか!
    吟醸酒の良い物を作るより晩酌で飲めるものを作って下さい

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